徳山四国八十八ヶ所

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 四国八十八ヶ所は、約1200年前に、真言宗の宗祖弘法大師が開いたといわれる四国の霊場である。これを巡拝することを四国遍路という。当時、四国遍路には、日数と経費がかかったため、四国八十八ヶ所を模した地方霊場が多く祀られるようになった。
 徳山四国八十八ヶ所は、天保6(1835)年に遠石千日寺に勧請安置され、嘉永2(1849)年には無量寺(旧佐渡町)に移設された。さらに、明治16~18(1883~1885)年頃に岐山地区の辻町で生まれた浅田善七氏、不破勝益平氏らが旧徳山市内に勧請配置した、と言われている。八十八ヶ所の札所を配置するためには、土地所有者の承諾や費用調達など、問題も多かったが、両氏らの信仰心と人望により、多数の方々の協力を得て、配置の大事業が成し遂げられた。その後、諸事情で移設したものもあるが、代々お世話をしてくださっている方々のお陰で、岐山地区には39ヶ所に現存している。

【徳山四国八十八ヶ所map(岐山地区)】
(6)安楽寺
(11)藤井寺
(13)大日寺
(14)常楽寺
(15)国分寺
(16)観音寺
(17)井戸寺
(18)鶴林寺
(20)鶴林寺
(21)大龍寺
(22)平等寺
(28)大日寺
(29)国分寺
(32)禅師峯寺
(33)雪蹊寺
(33)高福寺

(34)種間寺

(35)清滝寺

(37)岩本五社
(39)延光寺
(41)稲荷社
(44)大覚寺
(45)岩屋寺
(45)岩屋寺
(46)浄瑠璃寺
(47)八坂寺
(51)石手寺
(52)太山寺
(53)円明寺
(54)延明寺
(55)金剛院
(56)泰山寺
(58)?
(60)横峯寺
(63)吉祥寺
(66)雲邊寺
(67)大興寺
(68)琴弾八幡
(76)金倉寺