杵崎神社

 慶応年間の末期、野上氏の遺臣で野村姓の有志が集まり、伝説の地である御貴庵丘のこの地に二反七畝(2678㎡)を買って杵崎神社(風鎮の神)を安置し、杵崎講を始めた。

 講員は毎年旧暦4月吉日に祭りをし、相撲もあった。戦時中一時中止されていたが、戦後地区住民一同により5月4日に祭りが行われるようになった。また、8月4日に青田祈祷盆踊りが催され、同31日には二百十日の風を鎮め、豊作の祈願をしている。

 ここには竈(かまど)神社・大歳神社・妙見社・地主神社・出雲大社も一緒に祭られている。

岐山地区夢プラン's Ownd

史跡mapに連動する資料等、随時更新予定です。